答えは
庄野潤三の『貝がらと海の音』でした!
庄野潤三はとても好きな作家です。
介護中、私はこの庄野潤三が描く何も起こらない淡々とした老夫婦の日常に随分と救われました。
足元から崩れ落ちそうなときに、作者が意図的に描いているこの静かな日常を垣間見ることで、不条理な現実とのバランスを取っていたような気がします。
両親とこの老夫婦が重なるところも多く、支えられていたなーと今改めて思いました(^_^;)
(しかし、庄野潤三には2つの疑問があるのです。それはまたいつかどこかで…)
もうすぐ読書の秋!
皆様にもステキな本との出会いがありますように。